自分の Microsoft 365 環境を作ってみる

Microsoft 365

Microsoft 365 環境を作るだけであれば検索すれば1時間がぐらいあれば作れると思いますが、一般企業と同じレベルで作るとなるとそれ以外の環境もある程度必要になります。過去にブログでまとめているのですが、流れ(ストーリー)がわからないという方がいたので具体的なシナリオを記載します。

事前準備:Microsoft 365 の検証環境を作る場合の選択肢

これから作るテナントについて理解をするために事前準備として入れてみました。飛ばしても大丈夫ですが、テナント作成で記載していないものも含めて何で作ったほうがよいか判断できない人はインプットとして読むことをお勧めします。

Microsoft 365 の検証環境を作る場合の選択肢
Microsoft 365 を知りたいなと思った時には実機を触るのが1番です。 昔のオンプレミス時代であれば、サーバーを用意してOSをインストールして、各種機能をインストールして設定して、、、(以下略)環境設備から使えるようにするまでにすご

①テナント作成

事前準備の記事を読むと理解できると思いますが、選択式にしているのでどちらかでよいです。
(通常のMicrosoft 365環境を用意するのでも、もちろんOKです)

開発者プログラムでMicrosoft 365環境を作ってみる

Microsoft 365 Developer Program
Microsoft 365 の E5ライセンス(制約有)を25ユーザー使えるプログラムについて記載します。 ネットを検索すると日本語の画面で説明しているケースがありますが、2023年5月12日時点では日本語にすると該当画面がないためエラーと

CDXでMicrosoft 365環境を作ってみる(パートナー会社のみ)

CDX テナントの作り方
表示される画面をしっかり読めばあまりつまづくポイントはないのですが、英語のために不安で聞かれることが多いので簡単にブログでまとめていきます。 この記事のゴール CDXテナントでMicrosoft 365環境を払い出せるようになること。パート

②Microsoft 365 のドメインの追加

このタイミングでドメインの追加をしておくと後にサーバー構築する時にスムーズなのでこのタイミングとしています。なお、お名前.comが一番手がるかなと思って記事を書いているだけで、推奨しているわけではないです。

Microsoft 365 のドメインの追加(お名前.com利用)
Microsoft 365 のテナントを作成してドメイン追加の際にDNSがわからなくて悩むという経験を10年ぐらい前にしたのですが、私と同じ轍を踏んでいる方が社内にもいたのでブログで記載します。 すべての画面は2023年4月24日時点の情報

③VMの環境を用意する

ここは記事書いてないです。これから構築するADやAADCを動かす環境としてVMの払い出しをしてください。(WindowsServerが動く環境が作れることがゴールなのでAzureのVMに限らずAWSでもHyperVなどでもよいですし物理サーバーでももちろんOKです。)

Azureで作る場合は下記の第1章と第2章読めば作れると思います!おすすめです!
※横山さんにいただいたのが関係しているわけではないよ?(Amazonアフリエイトでもない)

④VM(Windows Server 2022)の日本語化

VM(Windows Server 2022)の日本語化の方法
AzureでVMをつくると、基本的に英語でデプロイ(Deploy:利用できる状態にすること)されます。英語だとよくわからないということで躓いてしまう方もいるので日本語化する手順を下記に記載します。すべての画面は2023年4月24日時点の情報

⑤役割と機能の追加(ADの準備)

役割と機能の追加(ADの準備)
今回は日本語化したVMにActive Directory Domain Services(以下、ADDS)の導入準備をするところまでを記載します。すべての画面は2023年4月24日時点の情報となります。 注意事項 全体のシナリオとしてはAD

⑥ドメインコントローラーに昇格する(ADの構築)

ドメインコントローラーに昇格する
前回の「役割と機能の追加(ADの準備)」の続きとなります。今回はActive Directory Domain Services(以下、ADDS)の実際の導入を行います。すべての画面は2023年4月24日時点の情報となります。 注意事項 全

⑦Azure AD Connect の事前準備

Azure AD Connect の事前準備
前回の「ドメインコントローラーに昇格する」の続きとなります。今回はActive Directory Domain Services(以下、ADDS)の設定変更などを行います。すべての画面は2023年4月24日時点の情報となります。 注意事項

⑧Azure AD Connect の構築

Azure AD Connect の構築
前回の「Azure AD Connect の事前準備」の続きとなります。今回はAzure AD Connect(以下、ADDC)の設定変更などを行います。すべての画面は2023年4月24日時点の情報となります。 注意事項 全体のシナリオとし

最後に

実際のADでユーザーを作る部分や同期する際にコマンドで同期するといったいわゆる運用部分についてはブログでは書かれていませんが、まずは環境を整えるという部分では上記で簡単な検証などはできるかと思います。

かんたんな説明というのは別途ブログで書こうかと思っています。(同期するオブジェクトやその制約など)

フィードバックいただければそれ以外も書きますので是非ご意見ください(特にTo社内)

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