Microsoft のパートナー観点で見る MCP 資格

パートナー

当ブログでは MCP について過去に何回か記載をしてきました。個人的にもエンジニア組織の責任者だったこともあり入札要件や育成目線といった業務で資格について考えることも多かったですが、今回は視点を変えて Microsoft のパートナーとして資格を考えてみたいと思います。

関連するブログ:Microsoft のソリューションパートナーになる

そもそもパートナーとは何か?

別のブログ(下記)で少し触れましたが、Microsoft AI Cloud Partner Program (MAICPP)という Microsoft のパートナー向けのプログラムがあります。これはパートナーに製品ライセンスの利用特典、技術スキル取得支援、インセンティブなどのサポートを提供していくプログラムです。

図:Microsoft Cloud Partner Program(MCPP)ガイド より引用

このパートナープログラムの中でソリューションパートナーというランクがあるのですが、ISV や SIer や Reseller の会社はこれを取ることで優位に案件を薦めたり(インセンティブ)、ライセンスを安く調達したり(特典)できるために取得しているという状況があります。

このあたりの情報は少ないという状況もあるため、潜在的にこのソリューションパートナーになりたいと考えている企業は結構多いように思います。

このソリューションパートナーになるためには MCP の資格所有者が一定数必要になることもあり、会社としてはそこに投資するという考えが出てくるため、知っておいた方が得な情報なので今回ブログにしてみます。

必要な資格とは何か?

前のセクションでソリューションパートナーについて説明をしました。このソリューションパートナーは細かくわけると6つの項目になっており、それぞれ必要な資格要件が違います。

それぞれ何人必要なのかとか必須なのか選択なのかとかの詳細は記載せずに羅列してみます。※コピペして作っているのでA~Z順に並んでいないものが一部あります。

Business Applications ※現行の資格だけを記載する。
・MB-210
・MB-230
・MB-240
・MB-800
・PL-200
・PL-300
・PL-400
・PL-500

Data & AI
・AZ-104
・AZ-305
・AI-102
・DP-100
・DP-203
・DP-300
・DP-420
・MB-260
・PL-300

Digital & App Innovation
・AZ-104
・AZ-204
・PL-400
・AZ-305
・AZ-220
・AZ-400
・PL-600

Infrastructure
・AZ-104
・AZ-305
・AZ-700
・AZ-800+AZ-801
・AZ-120
・AZ-140

Security
・AZ-500
・SC-200
・SC-100
・SC-300
・SC-400

Modern Work
MS-600
MS-700
MS-721
MS-900
MS-102(前提:MD-102,MS-700,SC-300,SC-400のいずれか)

少し考察をしてみると、Azure系は AZ-104 と AZ-305 がベースとなっていてそこからそれぞれのジャンルのMCPが求められているという傾向があります。

サイトとポータルで内容が一部食い違っていたり(リンクが壊れているのもある)、定期的に更新されるので特定タイミングで上記であるぐらいの認識でいてください。

現行の資格一覧の画像を張っておきますので実際に取得する際の参考にしてみてください。

その他の観点

上に書いたのはあくまでもソリューションパートナーを取ることをゴールとした場合の資格の一覧であり、企業はそれだけを考えているわけではないかと思います。

資格を前提とした場合でも新卒や第二新卒や異業種からの転職組などにMicrosoft のクラウドの知識を深めてもらうのであれば、AzureであればAZ-900でしょうし、Power PlatformであればPL-900などが選択肢にあがります。
この2つの資格はソリューションパートナーを取るための要件とはなっていませんが、基礎がなければ応用ができないのでこのあたりの資格で成功体験をしてもらい、より上位の資格にチャレンジしてもらうなんてことを企業としては考えることが多いのかなと思います。

情シス向けと書いていますがエンジニア全般として言えることだと思うので過去ブログのリンクを記載します。

最後に

個人目標にで資格試験を書くのは個人的には反対派なのですが(取得できた/できなかったの2択評価になるため)、多くの企業が求める資格を知ることでスキルアップや転職準備のために何を勉強するとよいのかという方向性が少し見えるかなと思います。

実際にいま支援している会社ではこのあたりの設計もさせていただいていますが(もっと資料は緻密です)、大きな組織の方は Microsoft に限らずベンダーからの評価の視点から資格の推奨を決めていくということもあるので参考にしていただければ幸いです。

私自身はこういう支援することがあるのでちょこちょこ資格取得するようにしています。最近は Okta 周りをやっていて Entra との違いとか意識しながらやっているので楽しいです。楽しんで勉強すると続くので勉強の中に楽しみが見いだせるといいですね!

MCP 資格に興味を持ったら下記も読んでみてください。

タイトルとURLをコピーしました